ハルジオンが花盛り
更新日:2010年5月17日
今、ほうぼうで可憐な野草、ハルジオン(春紫苑 キク科 写真1)が開花しています。長い冬をロゼット(冬越しのために葉をバラの花のような形に広げた状態)で過ごし、今やっと花茎を伸ばして花をつけています。
ロゼットの形はこれ(写真2)が一般的ですが、根生葉(茎の根元の葉、つまりロゼット時代の葉)を見ると、切れ込みの多いもの(写真3)や、まったく切れ込みの無いもの(写真4)もあります。ロゼット時代の見分け方がもっとも難しい草本です。 ![]()
ハルジオンとよく似たヒメジョオンとの違いは、形のうえでは葉の違い、蕾が垂れること、などがあげられますが、一番ハッキリするのは、茎の切り口(写真5)を見ることでしょう。中が中空なのがハルジオン,中が中実(中身が詰まっている)なのがヒメジョオン(姫女苑)です。
ここではヒメジョオンの切り口の写真は載せません。似たものが二つあるとどっちがどっちだったかな、と迷うことも多いので、片方をしっかり覚えて他方はその反対、と覚えると、わりの覚えやすいのです。
ハルジオンより遅く咲くヒメジョオンは、今しっかり花茎を伸ばし、そろそろ蕾も見えてきます。来月にはハルジオンとヒメジョオンが混在します。そのときに茎の切り口を見て、どちらか当ててください。写真5を見た人は、きっと満点ですよね。
(練馬みどりの機構会員 古田満規子) 写真撮影5月12日

